ISBN:4309481434 文庫 日沼 エイスケ 河出書房新社 2004/04/07 ¥609


とんでもないタイトルなんで恥ずかしい(失礼な!)んだけど
これは絶対書いておきたいと思った。
(もっともこのタイトルは単にセールスを意識してのことだと思う。)

ある死刑囚が隠れて書いていた自伝なんだけど
昔一回発禁になってるというのが納得できる。
この本で憶えた「盲妹」という言葉。
言葉を失う描写だった。
「運命」という言葉の意味もあらためて考えた。
自分の意志とは関係なく
「落ちる」一方にしかレールは敷かれていない。
戦争で孤児になってしまった。
そこが彼の人生の大きな分岐点だった。

事実なのだろうか?

・・事実だから怖い。。

コメント