いよよ華やぐ

2006年5月12日 読書
ISBN:4103112131 単行本 瀬戸内 寂聴 新潮社 1999/03 ¥1,680

齢を重ねた女性たちを
過去の恋を振り返りながら描いた小説‥といったところ。

恋というのは決して自分たちだけの世界の出来事ではないということ。
自分の意思だけで恋の運命は決まらないということ。
性を必要としない恋もあるということ。

いい歳してなんだけど
私は恋したことがあるのかな‥なんて思ってしまった。
たぶんないのかもしれない。
正直‥苦しい恋をしなくてよかったと思ってる。
これからもしたくない。

「瀬戸内寂聴」に性の描写は付き物だけど
この小説でははじめて嫌悪感をおぼえた。
読みきれてないのかもしれないけど
それならそれでもいい。

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