父親

2006年6月8日 読書
ISBN:406184413X 文庫 遠藤 周作 講談社 1989/04 ¥700

時代のせいでもあるけど
微妙に現実離れしているような気がした。
絵に描いたような幸せな家族が
娘の不倫(?)‥その娘を思う父も会社での派閥問題などに苦悩する。
私は不倫の経験はないけど
いままで特にいけないことと感じたことはなかった。
周りに迷惑をかける‥とはわかってはいたけど
その「周り」には両親もいるということは
本書を読むまで気づいてはいなかった。
私(たち?)の場合は正直例外なのだろうけど
娘を思う父親の気持ちの深さには打たれるものがあった。

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