ヴィーナスという子―存在を忘れられた少女の物語
2006年12月16日 読書
ISBN:4152084251 単行本 入江 真佐子 早川書房
おなじみトリイのノンフィクション物。
今回はかなりトリイを悩ませたと思える少女‥ヴィーナスのお話。
彼女だけでなく彼女の家族(&同居人)すべてに問題を抱えている。
何かの影を感じながらそれを確信できないトリイ。
彼女が身を守るために自ら作った殻の硬さ‥
人間の心って本当に複雑で奥の深いものだと思った。
あと‥
単一民族である日本人にはとうてい理解できないジュリーの考え方にも驚かされた。
考えすぎることが逆に人種差別の考え方を押し付けることにはならないのだろうか?
↑これ素朴な疑問。
彼女のノンフィクション物にはエピローグがある。
じつはこれを読むことで本文の緊張がすっと緩められてほっとする。
途中どうにもやり切れなくなったとき
どうしてもこの部分を先に読んで安心してしまいたくなるほど‥
この気持ちを味わいたくてトリイの作品を読み続けてるような気がする。
おなじみトリイのノンフィクション物。
今回はかなりトリイを悩ませたと思える少女‥ヴィーナスのお話。
彼女だけでなく彼女の家族(&同居人)すべてに問題を抱えている。
何かの影を感じながらそれを確信できないトリイ。
彼女が身を守るために自ら作った殻の硬さ‥
人間の心って本当に複雑で奥の深いものだと思った。
あと‥
単一民族である日本人にはとうてい理解できないジュリーの考え方にも驚かされた。
考えすぎることが逆に人種差別の考え方を押し付けることにはならないのだろうか?
↑これ素朴な疑問。
彼女のノンフィクション物にはエピローグがある。
じつはこれを読むことで本文の緊張がすっと緩められてほっとする。
途中どうにもやり切れなくなったとき
どうしてもこの部分を先に読んで安心してしまいたくなるほど‥
この気持ちを味わいたくてトリイの作品を読み続けてるような気がする。
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