さまよう刃

2010年1月13日 読書
 東野 圭吾(角川文庫)


簡単に言えば
犯罪に巻き込まれて娘を殺された父(長峰)の復讐の話。

きのうまで犯罪とは縁のない普通の生活を送って来たのに
悲劇の日を境に世界が変わる。

小説ってふつー感情移入して読み進めていくものだけど
これは少し違うのかも。

犯罪そのもののキツい描写もそうだけど
主犯格の少年の背景もあんまりわからないままで
少し消化不良?っぽい。

長峰を助ける(共感する?)和佳子のココロの変化も読みにくいし

最後のなぞの部分になっちゃうけど
久塚刑事の行動の意味も弱いような。。

とにかく読後すっきりしないことばかり‥。

コメント